木の飾り

満腹の大工は泣いてはいられない

街角アンケートとかで、「部下」のことについて聞かれたとしたら、君はなんて返答する?「第一歩」って、人によって考え方が違うかもしれないね。

木の飾り

薄暗い平日の明け方は焼酎を

ひとり娘とのふれあいをとればとるほど、子はたいそうなついてくれる。
2歳近くまで、会社の仕事がとってもせわしなく、顔をあわせることが珍しかったため、まれに抱きしめても近寄ってくれなかった。
実の父でありながらとやりきれない心だったが、仕事の業務があわただしいからと見切らずに、繰り返し、休みの日にお散歩に連れ歩くようにした、抱えても、お風呂に入れても笑ってくれるようになった。
今日この頃、出勤で出かけていく時、私が行くことが寂しくて泣いてくれるのが顔がほころぶ。

涼しい土曜の午後は想い出に浸る
とても甘い物が好みで、スイーツなどを自作します。
普通に手で一生懸命混ぜて、焼いて作成していたのだけれども、近頃、ホームベーカリーで作ってみたら、たいそう楽でした。
娘にも食べてもらう、ニンジンを混ぜたり、バナナを混ぜたり、栄養がとれるようにも心がけている。
砂糖が控えめでもニンジンやかぼちゃの甘味があることによって、喜んで食べてくれます。
近頃は、スイーツ男子なんて言葉もテレビであるから変ではないのだけれど、大学の頃は、甘いお菓子を自分で作っているいるといったら不思議に思われることが多かったです。
このごろは、そういった男性が多いよねと言われてそれも寂しい。

月が見える土曜の昼は足を伸ばして

夕食時に、500のビールを飲むのが習慣になっているけれど、最近、その後にワインを飲んでしまう。
もちろん、次の日に接客の仕事がない時に限定されるけれど。
横浜にいた時に、アパートの近くでワインショップを見つけて、父の日のために買ったことがある。
私は見栄っ張りなので、「1万円以上のプレゼント用ワインを探しています」などと話して。
実家にプレゼントした、ワインが一万円することをついつい言ってしまうと、父は気まずそうに「・・・うん、やはりそうだと思った!」と言ってくれた。
他に感想はなさそうだった。
そのことから、そんなにワインの値段にはこだわらなくなった。
楽しい!と思えるお酒だったら、値段や質にはこだわらないと決めた。

息絶え絶えで口笛を吹く姉ちゃんとわたし
今考えると、中学生のころから高校卒業まで、ほとんど学ぶという事をしてこなかった。
周囲が一生懸命に取り組んでいても、自身は指示された内容をひたすら行うといった感じだったように思う。
それでも、短大に入ってから私の好きな分野の勉強に変わると、内容がどばっと頭に入るようになった。
そして、働き始め、見習い期間を過ぎて責任のある業務になると、次は好き嫌い関わらず学習せざるを得なくなった。
疲れたなど考える時間もなく、とにかく学習する時期が続いた。
こんな期間をしばらくすると、ふと高校時代にしなかった勉強を見直したいと思うようになった。
そして、同じことを言っている人が周りにたくさんいる。

目を閉じて体操する姉妹と冷たい肉まん

少年は、今日は小学校の給食当番だった。
マスクと帽子を着け、白い割烹着を着て、他の給食当番のみんなと、給食を給食室へ取りに行った。
今日の主食は、ご飯ではなくパン。
バケツみたいに大きな蓋付きの鍋に入ったスープなんかも。
少年は、一番重い瓶入り牛乳だけは、男が運ばなければならない、と考えていた。
クラス全員分38本はかなり重い。
なので自分が、バットに入った38本の瓶入り牛乳を持ったのだけど、同じ給食当番のフーコちゃんが一緒に持ってくれた。
重たい牛乳を女子には運ばせたくなかったけれど、クラスで気になっているフーコちゃんと一緒に教室まで歩ける、と思った少年は、少しドキドキしながら、そのまま2人で牛乳を持って行くことにした。

曇っている日曜の夜明けに友人と
OLだったころに、会社を辞職するチャンスがやってこなかった。
かなり辞めたかったわけではないから。
もう気持ちがなかったのかもしれない。
しかし、その日は、熱意を込めて今月で辞職すると伝えた。
こんな日になぜか、普段若干気難しいと印象を抱いていたKさんが、気さくに話しかけてきてくれた。
話がそれて、全然事情を知るはずもないKさんが「今の仕事、大変だよね。だけど君はもう少しやっていけるよ。」という話をしてきた。
なんだか胸が痛くなった。
そして、会社の帰りに、採用担当に辞職を無かったことにしてもらった。

前のめりで叫ぶ姉ちゃんと冷たい肉まん

友人の親戚が梅干し屋さんらしい。
都内に本社があり、台湾にショップもでき、関西の方にファクトリーがある。
各都道府県にたまに、数人で組んだメンバーでデモストレーションをするらしい。
深夜に、梅干しの雑学を聞いていると、食べたくなった。
「梅干し食べたい」など言ったら、あ!あるよ〜!と言いながら出してくれた。
ここで食べたこの梅干しが、今までで一番美味しかった。
なんと、さっそく梅干しをオーダーしてしまった。

自信を持って熱弁する子供と横殴りの雪
本を読むことは大好きだけど、全ての本が好きなはずはない。
江國香織さんの作品にとても魅力を感じる。
もう何年も同じ作品を読み続けている状態だ。
登場人物の梨果は、8年付き合った恋人の健吾と別れてしまうが、その引き金である華子と一緒に住むようになるという奇抜な小説だ。
ラストは衝撃で、大胆な形だととれるが、それを知ったうえで振り返ると「確かに、この終わり方はありえるかもしれないな」という感じがする。
とにかく江國香織はワード選びや登場する音楽や、物など、魅力的。
ミリンダ一つにしても、かならず読み手が飲みたくなるよう書いてあるし、べリンダ・カーライルや古内東子といった音楽が出れば私もCDをかけてしまう。
言葉選びの仕方が上手なのだろう。
また、「ピンクグレープフルーツそっくりの月」という文がどこで作られるのだろう。
表現力に惹かれて、夜中に何度も同じ江國香織の文庫本を読んでしまう。
お気に入りの本との夜遅くのこの時間が夜更かしの原因かもしれない。

無我夢中で泳ぐ先生と私

東京で昔から華やいでいる下町が、台東区浅草。
最も知名度の高い寺が浅草の観音様。
まさにこの頃、浅草寺へご参拝に行ってきた。
久々に向かう東京都浅草参り。
いっそう、自身の目で正しく確認し分かったことは、外国人の旅行客が多い事実。
各国からツアー客の集中するここ浅草だけど、少し以前よりどのように見ても多くなっている。
おそらく、世界一背の高い電波塔である、東京スカイツリーが建った影響もあるだろう。
近隣の国からは、羽田ハブ化に伴ってアクセスが良くなったという事から、そして、ヨーロッパの方や欧米からは、着物や和装小物に魅力を感じやってくるツアー客が多いのだろう。
とにかく、この先の未来も多くの外国人が来ることを予想させられた。
この国の良さをみつけぜひ楽しんで心に残る記念にして欲しい。
私は、仲見世通りをじゅうぶん観光することができた。
お土産として名物の人形焼と、雷おこしをたくさん買って、着物や帯も観賞させてもらった。
宝蔵門を抜けると、豪華絢爛なご本堂が見える。
こちらの瓦屋根は、さびにくい性質を持つチタンを使用し、改修工事を行ったそう。
本堂の秘仏の観音様にお礼と旅の無事をかねてしっかりご参拝してきた。
頑張りがこの先表れますように。

暑い大安の朝は料理を
村上春樹のストーリーがハマると、本好きの人々のお勧めを教えてもらって、購入したのがノルウェイの森だ。
これは、日本国内外でたくさんの人に読まれており、松山ケンイチ主演での映画も公開された。
村上春樹の文庫本は、話の展開が早く、サクサクと読めてしまう所が好きだ。
直子と緑との2人の女性の間でゆれる、主人公のワタナベは、まるで生きる死ぬの世界でゆれているようだ。
生と死というテーマを無視して読んでも2人の女性は素敵だと思う。
他にも、特攻隊や永沢さんやレイコさんという役が加わる。
みんな魅力がありどこか変わっていて陰の部分を持ちあわせている。
相当前に読んだ作品だが、読みたいと思い立ってページをめくったことが何回かある作品。
主人公のワタナベは直子に、お願いをふたつ聞いてほしいと頼まれみっつ聞くと答える。
素敵な返しだなと思ったシーン。
それで、直子がうらやましいと思った。

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